#67 「まいどあり!」への後ろめたさ

雷にはヒューズを、懐にはお守りを。美容師は心の手前をじっと見る。地をならし、髪を建てる巨大建築と、流れと浮きで構築される庭。ボヤ騒ぎばかりの世界には信号無視を、あるいは「まいどあり」を。 ヒューズの可…
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#66 怨念機械

すべてのトガりをイキりに変えてしまう世界。そこにあるのは、殴る棒ではなく、建てた柱だ。薄着のためにとっておいた空間から、怨念がふと消える。いつか、ラジオを辞めよう。 無風と炎上のあいだにあるポッドキャ…
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#65 そのクッキーは恥じなくていい

日本固有の音楽とは?という問いは、バックビート警察と帝冠様式を呼び寄せる。紙粘土をいじくるセミリンガルが、鑢で削らないで残すもの。ここから先は、時事でも提言でもない GEZANの話。RAM史上最長回。…
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#64 かわいそう」の正体

「かわいそう」の用法を探る。テレビの向こうの貧困に喘ぐ子供に、あるいは虫かごに向けて放たれる一言。その言葉が「大丈夫?」まで優しくなった時、ポカリとともにペットボトルサークルを突き破る。 ばあちゃんの…
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#63 夏帆とDrive Like Jehu

転職期間にブラブラする近所が、『夏帆』とDrive Like Jehuのあいだで揺れる。いきなり死ぬの手前に立つなんでもない人間が、メタでもタフでもないまま、散歩を続ける。 転職の物語性と村上春樹/個…
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#62 覚悟が決まってる奴のバカでかい嘘

音楽が水に対して取るべき態度とは。ジュディ・オングは歌う(「女は海〜」)。暗渠マニアは筆を取り、カート・コバーンは池のように正直。歌は水であり、言葉だ。一人語りを二人で編み直す。 部屋の隅っこに積まれ…
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#61 この部屋ってこんなに広かったんだ…

埋まらない空白、一人だけの部屋…。澁谷欠席のまま始まったRAM。レココレ取材に見る編集という魔法と、音楽になろうとする音楽の不気味さ。不快さという通路を通る「やるやつ」の目には道だけが映る。 この部屋…
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#60 真昼間にやっている深夜作業

喫煙所は簡易の結界だ。お便りの光明に導かれ迷い込んだサウナの熱気の向こうで揺れるアルコール。お喋りコンピューターの口と、アル中の痙攣する足が似る25時半。 ループされる第60回に差す光明(お便り)/結…
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#59 ずっとここにあった

ADHD部屋には「床」しかない。丁寧な暮らしカウンターから逃れた余りが、座敷童子的圧力でメロコアジャンプを決める。そして、「家具の音楽」への殺到から、爽やかに解散する。 逆流性食道炎と麻酔の深度/自分…
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#58 葉っぱだったものが根っこになる

麻酔をかけらた時、人は肉になる。ダラダラ溢れるヨダレをよそに、急所のお腹は丸みを描く。青年に渡された臭う引用と、刃渡の長い肉切り包丁。我が子のOSはかつて葉っぱだった言葉だ。 逆流性食道炎と麻酔の深度…
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