#59 ずっとここにあった

ADHD部屋には「床」しかない。丁寧な暮らしカウンターから逃れた余りが、座敷童子的圧力でメロコアジャンプを決める。そして、「家具の音楽」への殺到から、爽やかに解散する。 逆流性食道炎と麻酔の深度/自分…
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#58 葉っぱだったものが根っこになる

麻酔をかけらた時、人は肉になる。ダラダラ溢れるヨダレをよそに、急所のお腹は丸みを描く。青年に渡された臭う引用と、刃渡の長い肉切り包丁。我が子のOSはかつて葉っぱだった言葉だ。 逆流性食道炎と麻酔の深度…
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#57 いずれ灯りがつくんだろうな

並ぶダンボールが家を店にする。ユニフォームを着崩してなおセキュリティを突破する業者たちの影で、虚業家たる音楽家はクローゼットの前で立ち尽くす。「こういうのが一枚あるといい」までの長い道草。 家みたいに…
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#56 ゲームを壊すのは逆張りではない

上遊びを拡張する子供たちはいつも真顔だ。チートは場を盛り上げ、ルール策定はシラケを呼ぶ。どこに戻るのか?というポスト・学校の問い。ぼくらは今も復路の途中。 ゲームは簡単に壊れる/チートのシラケと盛り上…
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#55 一人の星座

上手いのにアイデアがないAIの文章の不可思議さ。ベッドを奪われ床で寝る人間たちは、下書きを繰り上げ宅録文化を更新する。有料と無料のあいだを言葉が環流する。 今日は宣伝しましょうか/上手いのにアイデアが…
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#54 横顔が綺麗じゃない人っているんだろうか

キザなものと詩的なものの境界線とは?自撮りの恥ずかしさは、アニメを見て弓道部に入っちゃうオタクと似ている。『機動戦艦ナデシコ』のダサゴシックが包装用紙を突き破る。横顔が綺麗じゃない人はいない。 五十万…
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#53 なぜ音楽は懐かしさと仲がいいのか?

グリーンスリーブスのメロディはガラスケースにおさめられている。速い音楽の遅さと遅い音楽の速さ、そして「誰も渡せないし誰ももらえない時代」の速度について。 HMVに並ぶ野心なしの現実/化石MTRに埋蔵さ…
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#52 失望が乗った方言と研ぎ澄まされた標準語

言語の壁が溶けた!潮目を読んだカルチャーマグロは、ダサっ刃で肉を削ぎ落とし、ボヨボヨ肉は干潟で転がる。「ゴロン」は文化の足音か、呑気なお花畑か。 Twitterの自動翻訳すごすぎじゃない?/言語の壁よ…
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#51 なぜここにおジャ魔女どれみがいないのか

濃い実線で縁取られるIPたちは、自虐というドレスコードを着こなす。可哀想な私と可愛い私が循環するオパンチュウサギ・エコーチェンバーの破れ目は、「顔」の破れ目か。 二年目突入/先生みたいな怒り方/パワー…
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#50 城と撒菱

一周年を迎えたRAMは原点たる「城」から再開する。流れる水と馴染めない石と景色、そして水と土の間にある庭。プラスチックボムの代わりに二人が手にする武器とは? RAM一周年/カフカ『城』/古典は光文社古…
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